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ジョージアで大規模デモ、一部が暴徒化 「外国工作員」法案巡り

3月7日、 旧ソ連の構成国だったロシアの隣国ジョージアで、外国から資金を受けた団体を規制する法案が議会の第1段階審議で可決されたことに対し、数千人規模のデモが行われた。写真は同日、トビリシでデモ隊に放水する警察(2023年 ロイター/Irakli Gedenidze)

[トビリシ 7日 ロイター] - 旧ソ連の構成国だったロシアの隣国ジョージアで7日、外国から資金を受けた団体を規制する法案が議会の第1段階審議で可決されたことに対し、数千人規模のデモが行われた。参加者は警察に火炎瓶や石を投げつけるなど暴徒化し、警察は催涙ガスなどで鎮圧に乗り出す事態となっている。

この法案は外国から20%以上の資金拠出を受けた団体に「外国エージェント」としての登録を義務付けるなどの内容。違反した場合は多額の罰金が科される。

反対派は、この法案が2012年にロシアで制定され言論弾圧に使用された法律に類似していると批判。将来的な目標である欧州連合(EU)加盟が遠のくと懸念している。

一方、ズラビシビリ大統領は、この法案が議会を通過した場合は拒否権を行使する方針を表明。反対派の味方だと述べた。

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