July 31, 2019 / 4:24 PM / 20 days ago

独憲法裁、ECBの国債買い入れ策に疑問 有識者に見解要請

ドイツの連邦憲法裁判所は31日、欧州中央銀行(ECB)による大規模な資産買い入れ策から得られる恩恵に疑問を呈した。ブリュッセルのECB本部で昨年4月撮影(2019年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[カールスルーエ(ドイツ) 31日 ロイター] - ドイツの連邦憲法裁判所は31日、欧州中央銀行(ECB)による大規模な資産買い入れ策から得られる恩恵に疑問を呈し、預金者に対する影響のほか、同買い入れ措置が債務を抱えるユーロ加盟国に対する金融支援になっていなかったかどうか、有識者に見解を示すよう要請した。

ECBは2014─18年に総額2兆6000億ユーロ(2兆9000億ドル)の資産買い入れを実施。現在、景気支援に向け買い入れの再開が検討されている。

ただ憲法裁はECBによる国債買い入れに伴うリスクについて警告。アンドレアス・フォスクーレ長官は公聴会で「貯蓄商品、生命保険、年金商品などに損失が出ており、各国政府による公的財政の緊縮化に対する圧力は低減している」と指摘した。

憲法裁は独連銀に対しECBの債券買い入れに参加しないよう命令することもできる。ただ欧州連合(EU)の最高裁判所に当たる欧州司法裁判所は昨年、ECBの前回の債券買い入れ策を承認しているため、独憲法裁が独連銀に不参加を命じる公算は小さい。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below