[18日 ロイター] - ドイツの裁判所は米アップルAAPL.Oに対して、同国内で通信会社や再販店を通じて全てのiPhone(アイフォーン)を購入できるという説明文の使用禁止を命じた。ロイターが命令書のコピーを確認した。
アップルは昨年12月、米半導体大手クアルコムQCOM.Oからの特許侵害申し立てにより、裁判所からiPhone「7」と「8」の販売を禁じられた。アップルはこの措置に応じて出した公式発表文でiPhoneの購入について説明したが、問題があるとしたクアルコムの主張を裁判所が認め、17日に差し止めの仮処分を決定した。
裁判所側は、アップルの説明が消費者や小売業者にiPhoneの購入には制約がないという間違った印象を与えると判断した。
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