June 7, 2019 / 9:08 AM / 3 months ago

ドイツ鉱工業生産と輸出、4月は前月比で2015年8月以来の大幅減

 6月7日、4月のドイツの鉱工業生産と輸出はともに予想以上に減少し、貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)などマイナス要因に対する脆弱さが鮮明となった。写真はエムデン港で昨年3月撮影(2019年 ロイター/Fabian Bimmer)

[ベルリン 7日 ロイター] - 4月のドイツの鉱工業生産と輸出はともに予想以上に減少し、貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)などマイナス要因に対する脆弱さが鮮明となった。

経済省と連邦統計庁によると、4月の鉱工業生産指数は前月比1.9%低下と、2015年8月以来の大幅な落ち込みを記録。資本財や中間財の生産が特に減少した。エコノミストの予想は0.4%低下だった。

4月の輸出は前月比3.7%減で、同じく2015年8月以来の大幅な減少を記録した。エコノミストの予想は0.9%減少だった。

米中、米欧の貿易戦争やブレグジットの巡る不確実性で輸出が打撃を受け、製造業は年初から低迷している。

さらに、自動車業界の新排ガス規制への対応遅れが経済の足かせとなった。

ドイツ経済は良好な雇用情勢や低金利を背景とする堅調な個人消費に支えられているが、製造業の業況悪化は労働市場に波及しつつあり、影響はサービス産業にも及ぶことが懸念されている。5月の失業率は約2年ぶりに上昇した。

キャピタル・エコノミクスのアンドリュー・ケニングハム氏は顧客向けリポートで「4月の鉱工業生産減少は、ドイツが約1年前の問題を克服していないという証拠であり、経済が第2・四半期に急減速したことを示唆する」と指摘。

「ドイツの産業は依然、世界貿易の低迷、家計消費の伸び鈍化、自動車業界での規制の影響といった国内外の試練に見舞われている」とし「当面、持続的な回復は見込めない」と述べた。

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