August 29, 2019 / 3:19 PM / 24 days ago

独CPI、8月速報値は1.0%上昇 4カ月連続でECB目標下回る

[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が29日発表した8月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比1.0%上昇となった。上昇率は予想の1.2%を下回り、2016年11月以来の低い伸びとなった。前月の1.1%からも減速した。

予想外の減速は2カ月連続。欧州中央銀行(ECB)はユーロ圏全体のインフレ率の目標を2%に近いがこれを下回る水準に設定しているが、ドイツのインフレ率がこれを下回るのは4カ月連続で、一段の金融刺激策の導入を提唱しているECB内のハト派を支援する内容となった。

前月比では0.1%低下。市場予想は横ばいだった。前月は0.4%上昇していた。

国内基準では前年比1.4%上昇。エネルギー価格の伸び悩みを理由に前月の1.7%上昇から鈍化した。前月比は0.2%低下だった。

ドイツの速報データには、変動が大きいエネルギーや食品価格を除くコアインフレ率は含まれていないが、コメルツ銀行のアナリスト、マルコ・ワグナー氏は、おそらく1.6%から1.4%に鈍化したと指摘。足元の経済が軟調局面(ソフトパッチ)にあるにもかかわらず、雇用は好調で、賃金は国内基準で上昇し続けているため、長期的には基調的なインフレ率が上昇するとし、企業は遅かれ早かれ上昇コストの一部転嫁回避に苦しむことになると述べた。

これとは別に雇用庁が発表した8月の失業者数(季節調整後)は前月比4000人増となった。失業率(季節調整後)は5.0%だった。

INGのエコノミスト、カーステン・ブレゼスキ氏は、失業者数の増加について「工業部門の鈍化や外部の懸念に対する保護シールドが薄くなっていることを意味する」と語った。

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