ＶＷとメルセデス、ＥＶ充電拠点の整備加速を独政府に要請＝新聞

［ベルリン　１９日　ロイター］ - ドイツ自動車大手のメルセデス・ベンツとフォルクスワーゲン（ＶＷ）は政府に対し、全国で電気自動車（ＥＶ）の充電ステーション整備を加速するよう要請した。独紙ビルト・アム・ゾンタークが１９日報じた。

メルセデスのオラ・ケレニウス最高経営責任者（ＣＥＯ）は、電動化への転換を加速するために充電インフラの構築が進んでいると確信する必要があるとし、それは政治の問題でもあるとの見方を示した。

ＶＷのオリバー・ブルーメＣＥＯも取り組みの加速が必要だとし、充電拠点の建設は経済、連邦政府、地域社会の共通の任務だと述べた。

ドイツ政府は昨年１０月、ネットゼロ達成に向けた取り組みの一環として、全国の充電施設の設置を加速するために６３億ユーロ（６７億４０００万ドル）を支出する計画を承認した。