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ドイツのEV向け充電設備、2030年までに10倍増へ=米コンサル試算

 4月20日、米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が公表した報告書によると、ドイツ国内の電気自動車(EV)向け公共充電設備の数は2030年までに現在の10倍超に増え、充電設備向け電力販売は23%拡大する可能性がある。写真はドイツのドレスデンの充電施設。で2019年8月撮影(2021年 ロイター/Annegret Hilse)

[フランクフルト 21日 ロイター] - 米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が21日公表した報告書によると、ドイツ国内の電気自動車(EV)向け公共充電設備の数は2030年までに現在の10倍超に増え、充電設備向け電力販売は23%拡大する可能性がある。

ドイツ政府は昨年11月に、車両の電動化をはじめとする自動車業界の環境対策支援に30億ユーロ(36億1000万ドル)を投じる方針を表明した。

BCGによると、ドイツには現在、EV利用者向けの公共充電設備が3万5000基程度ある。公共および民間の充電設備向けの電力販売は年間3億─5億ユーロに上るという。

2030年までには充電設備の数が40万基に増え、年間の電力販売は70億ユーロに拡大する可能性があると試算した。

報告書の共同執筆者であるクリスチャン・ワーグナー氏は「数十億ユーロ規模の市場が出現しつつあり、魅力的な成長機会がある」と述べた。

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