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独、追加借り入れ600億ユーロ 総額で過去最高に=関係筋

[ベルリン 19日 ロイター] - ドイツ政府が補正予算で600億ユーロ(710億ドル)超の新規借り入れを計画しており、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で新規の純借り入れ額は今年、過去最高となる2400億ユーロ超に達する見込みだ。2人の関係筋が19日、ロイターに話した。

新型コロナの感染拡大を抑えるための封鎖措置が予想以上に長引く中、苦戦する企業や雇用保護対策が適用された従業員への支援費用が膨らんでいるため、大規模な借り入れが必要になっているという。

財務省はコメントの要請に応じなかった。

ショルツ財務相は今年の補正予算と2022年の予算枠組みを24日に発表する予定だ。

ドイツは昨年、国内史上最大となる1300億ユーロを新規で借り入れた。今年は当初、借入額を1800億ユーロ程度と見積もっており、600億ユーロを超える補正予算がそれに加わる。

ドイツは、感染力が従来のものより高いとされるコロナウイルス変異株による感染第3波に見舞われていることに加え、ワクチンの展開が遅く、封鎖措置の緩和が難しい状況だ。政府は様々な支援策を延長することを既に決めており、政府支出が増加している。

ドイツでは財政赤字を国内総生産(GDP)比で0.35%に収めると決められているが、一段の財政出動を可能にするため、ドイツ議会は20年と21年の債務上限規定を停止した。財務相は来年もこうした緊急対策を続ける意向だが、財務省当局者は22年の予算案の詳細をまだ協議している最中だ。ドイツのシュピーゲル誌は、財務相が来年の新規の純借り入れ額を最大800億ユーロとする予算枠組みを示す可能性があると報じた。

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