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ドイツ21年予算案が閣議決定、新規借り入れは戦後2番目の大きさ

[ベルリン 23日 ロイター] - ドイツ政府は23日、ショルツ財務相が提出した2021年連邦予算案を閣議決定した。新型コロナウイルス危機対応の財源も盛り込まれた予算案は962億ユーロ(1126億ドル)の新規借り入れを予定している。

新規借り入れの額は同国では第2次世界大戦後で2番目の大きさ。2020年の借入額は2180億ユーロと過去最高だった。

ショルツ財務相は「われわれは国民の健康を守り、経済を支え、雇用を確保する」と述べ、新型コロナ流行は収束には程遠く、政府は取り組みを続けなければならないとした。

同相はまた「21年予算で、政府が(危機に)徹底的に対応する姿勢を明確にした。われわれはたとえ費用がかさんでも、断固対応する。何もしないことの代償はもっと大きい」と語った。

予算案は、ドイツが財政規律を厳格に守るという従来のイメージから離れ、コロナ危機の克服にユーロ圏で最も資金を使う国として新たな役割を確立しようとするショルツ氏の決意を示している。

予算案では、憲法に定められた債務上限規定を2021年も一時的に停止することが必要になる。2020年についてはすでに議会が同規定の停止を認めている。

2022年以降については、再び債務上限規定を堅持していく方針だ。

政府の中期財政計画では、22年の新規借り入れは105億ユーロ、23年は67億ユーロ、24年は52億ユーロを想定。財政均衡政策への回帰は当面想定していない。

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