January 10, 2019 / 3:54 PM / in 2 months

EUは中国に厳格対応を、企業は依存是正すべき=ドイツ産業連盟

[ベルリン 10日 ロイター] - ドイツの有力経済団体であるドイツ産業連盟(BDI)は、10日発表したリポートで、欧州連合(EU)に対中国政策の厳格化を求めるとともに、企業に対しては中国依存の是正を促した。

欧州の政財界では、政府主導の経済モデルの中国に対する懸念が強まっている。

BDIは、「パートナーとシステミックな競合相手─中国の政府主導経済モデルにどのように対応するか」と題したリポートで、ドイツ企業は市場として中国を必要としていると強調するものの、中国の市場開放に対する消極的な姿勢に警鐘を鳴らし、ドイツと欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会に是正に向けた54の要求項目を提示した。

BDIのケンプ会長は「中国はみずからの利益として国内市場をさらに開放し、以前から提唱している経済改革を適切に実施すべきだ」と述べた。

リポートは、EUに、域内市場のためのより強力な経済枠組みを構築し、企業を非市場経済国から自由経済システムにシフトさせるよう要求。

またEUの補助金規則を厳格化し、EUで商品を生産しない企業は政府補助金の対象外にするよう求めた。EUはインフラや技術革新への投資を拡大すべきと主張した。

ドイツと中国の二国間貿易額は2017年に過去最高の1870億ユーロとなり、EUの対中貿易のほぼ3割を占めた。

リポートは、中国は依然重要な市場と強調したうえで「それでも、ドイツ企業は多様化した貿易関係を維持し投資決定をすることが賢明」とし「ひとつの市場に過度に依存することは、つねに政治的、経済的リスクを伴う。そうしたリスクは最小限に抑えなければならない」と指摘した。

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