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ドイツ連立政権、中国のハンブルク港湾ターミナル買収提案で対立

 9月13日、ドイツ連立政権は、中国海運大手の中国遠洋運輸(COSCO)にハンブルク港湾ターミナルの権益取得を認めるかどうかを巡り意見が分かれている。3月3日撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

[ベルリン 13日 ロイター] - ドイツ連立政権は、中国海運大手の中国遠洋運輸(COSCO)にハンブルク港湾ターミナルの権益取得を認めるかどうかを巡り意見が分かれている。複数の政府筋が明らかにした。

COSCOは昨年、ハンブルクのドイツ最大の港にある3つのターミナルのうち1つについて、35%権益取得に向けた買収提案を行った。政府の対応は、最大の貿易相手国である中国に対してどこまで強硬な姿勢を取るかを測るものと見られている。

中国に対して特にタカ派であるハーベック経済相(緑の党)は13日、ロイターとのインタビューで、この取引を許可しない方向に傾いていると語った。

一方、3人の政府筋によると、社会民主党(SPD)が主導する首相府は懸念への解決策を見いだしたい考えに傾いている。ショルツ首相は2011─18年にハンブルク市長を務めていた際、拡大する対中貿易を所管していた。

首相府にコメントを求めたが、返答を得られなかった。

中国外務省は、COSCOによる買収提案を政治化しないよう望むとコメントしている。

ハンブルク港マーケティングディレクターのアクセル・マターン氏は「特にCOSCOは近いうちに世界最大の海運会社になるため、(中国の投資は)危険というよりむしろ港にとって大きな利益となる」と述べ、拒否しないよう警告。ロイターに対し「中国に対する拒絶は港だけでなく、ドイツにとっても大惨事となる」と語った。

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