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独FDPと緑の党、ともにEU改革に理解示す 連立政権入り念頭か
2017年9月26日 / 02:36 / 3ヶ月前

独FDPと緑の党、ともにEU改革に理解示す 連立政権入り念頭か

[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツ連邦議会(下院)選挙の結果を受け、連立政権への参加が視野に入った中道・自由民主党(FDP)と環境政党、緑の党は25日、欧州連合(EU)の統合深化を巡り驚くほど似通った姿勢を示した。

 9月25日、ドイツ連邦議会(下院)選挙の結果を受け、連立政権への参加が視野に入った中道・自由民主党(FDP)と環境政党、緑の党は、欧州連合(EU)の統合深化を巡り驚くほど似通った姿勢を示した。写真はベルリンで会見するFDPのリンドナー党首(中央)と同党首脳(2017年 ロイター/Stefanie Loos)

総選挙でメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」に多くの支持者を奪われ、得票率が大幅に低下。メルケル氏はFDP、緑の党との3党連立の可能性を模索することを余儀なくされた。

政権公約を額面通りに受け取れば、緑の党はEU統合深化の推進を求めているが、FDPはこれに消極的で、「強い欧州」を唱えるメルケル氏との連立交渉への障害となる可能性がある。

ただ、FDPと緑の党はこの日開いた記者会見で、仏独主導のEU「再生」をフランス大統領選での公約に掲げたマクロン大統領に理解を示した。

FDPのリントナー党首は「フランスの成功と強さにわれわれは大いに関心がある」と表明。「フランスが弱体化すればドイツが強くなれない。欧州は、すべての加盟国が経済的成功の道筋に回帰することで全体として恩恵を受けられる。このため、マクロン氏の成功を望んでいる」と述べた。

緑の党のエズデミル共同代表はFDPの直後に開いた会見で「フランスが成功することにわれわれが重大な関心を持っていることは明白だ」と語った。

両党は選挙選で3党連立の可能性を否定していたが、FDPは4年間、緑の党は12年間、政権に参加していないため、政権入りへの意欲が高まっている可能性がある。

メルケル氏自身も、対欧州政策で当面はレッドライン(越えてはならない一線)は設けないと表明しており、連立交渉に柔軟な姿勢で臨むとみられる。

「欧州をさらに活用することが可能というのがわたしの見方だが、これは競争力強化や雇用創出、EUの影響力拡大につながる必要がある」と強調した。

メルケル氏はまた、これまでCDU・CSUと大連立を組んでいた社会民主党(SPD)に対し、大連立の可能性を排除しないよう訴えた。

一方、緑の党とFDPの政治的主張は対極にあるため、3党連立に向けて税制、移民、EUなどの問題で妥協点を見いだす必要がある。

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