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ドイツ、あと数年は債務抑制困難 コロナ禍で=首相側近

 ドイツのメルケル首相の側近は、新型コロナウイルス禍で同国財政が多大な試練に直面しており、数年にわたり厳格な財政規律を守れないとの見通しを示した。写真はメルケル首相と首相府のヘルゲ・ブラウン長官(右)。ベルリンで昨年11月代表撮影(2021年 ロイター)

[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツのメルケル首相の側近は、新型コロナウイルス禍で同国財政が多大な試練に直面しており、数年にわたり厳格な財政規律を守れないとの見通しを示した。

ドイツ憲法には、財政赤字を原則国内総生産(GDP)の0.35%に制限する債務ブレーキというルールが規定されている。しかし、コロナ禍に対応するため、2020年と21年について債務ブレーキを停止した。

独首相府のヘルゲ・ブラウン長官は26日付の独紙ハンデルスブラットに掲載される寄稿で「歳出を厳格に管理しても、数年は債務ブレーキを守ることができない」と述べた。

ブラウン氏は、あと2年程度は政府の借り入れを増やせるよう、債務ブレーキの規定を改正することで与野党が合意すべきと提言。ただ、その合意には、再び債務ブレーキを順守する状態に戻る「明確な時期」を設定すべきとも述べた。

ショルツ財務相は今年、コロナ禍対応を継続するため、過去最大規模の1800億ユーロ(2185億ドル)の新規借り入れを計画している。2020年の新規借入額は1305億ユーロで戦後最大だった。

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