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独景気回復が「一服」、高インフレは継続=連銀月報

 11月22日、ドイツ連邦銀行(中央銀行)は月報で、同国経済は製品や労働力の不足、新型コロナウイルス感染拡大を受けた新たな制限が原因で、回復基調が「一服」しているとの見方を示した。フランクフルトで2019年5月撮影(2021年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[フランクフルト 22日 ロイター] - ドイツ連邦銀行(中央銀行)は22日公表した月報で、同国経済は製品や労働力の不足、新型コロナウイルス感染拡大を受けた新たな制限が原因で、回復基調が「一服」しているとの見方を示した。

また、インフレ率はしばらくの間、3%を大きく上回る水準にとどまる可能性が高く、今後控える労使交渉は大幅な賃上げにつながると予想した。

独経済は今年上期に、サービス業の再開などを受けて急回復したが、独連銀によると、それ以降は産業界が供給混乱の打撃を受け、建設業が人手不足に陥ったため、減速した。

現状を踏まえると、今秋は四半期国内総生産(GDP)が停滞を示す可能性があるとした。

インフレ率については、11月は6%をやや下回る水準になる可能性があり、来年は、2020年の付加価値税(VAT)の税率引き下げやその他の一時的要因が消滅するため、鈍化する見通しだとした。

ただ、消費者物価指数(CPI)の伸び率は長期的に3%を大幅に上回る水準にとどまり、エネルギーと食品価格を除くコア指数は2%を大きく上回る状況が続くと予想した。

「マクロ経済の状況は、近い将来に更新される労働協約に大幅な賃上げが含まれる可能性を示している」との見解を示した。

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