February 3, 2020 / 4:51 PM / 19 days ago

ドイツ経常黒字、19年も世界最大 日本は2位=IFO

ドイツのIFO経済研究所は3日、2019年のドイツの経常黒字が4年連続で世界最高水準となったと公表した。フランクフルトで1月撮影(2020年 ロイター/KAI PFAFFENBACH)

[ベルリン 3日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所は3日、2019年のドイツの経常黒字が4年連続で世界最高水準となったと公表した。再びメルケル首相の経済政策への批判の声が上がる可能性がある。

ロイターはIFOの発表に先立ち、関連資料を入手しドイツの経常黒字を報じていた。

海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は2930億ドルに上った。また日本の黒字額は1940億ドルと2位だった。

国際通貨基金(IMF)と欧州委員会は長年にわたり、欧州最大の経済国であるドイツに対して、世界経済の不均衡を是正し国外経済の成長を促進するために内需・輸入の押し上げ策を強化するように促してきた。トランプ米大統領も就任以来、ドイツの輸出攻勢の強さを批判してきた。

ドイツの経常黒字は、同国の財・サービスの輸出が輸入を大幅に上回っていることが主な要因だ。

メルケル首相は前年、「我が国の車を誇りに思う」と述べ、多くの自動車を米国で組み立て中国に輸出していると付け加えた。

IFOのエコノミスト、クリスチャン・グリム氏は、19年の経常黒字の対国内総生産(GDP)比は7.6%と、前年の7.3%から拡大したと述べた。

同氏は「ユーロ安が加速し対米輸出が増えたほか、需要が幾分回復した英国への輸出の伸びにより、ドイツの総輸出は再び、下半期に大幅に増加した」と説明。「一方、ドイツ産業の低迷が続く中で中間財の輸入が大幅に抑制され、夏場の輸入の伸びはかなり弱かった」と語った。

欧州委員会は、長期的に持続可能と見なす経常黒字の水準を対GDP比6%としている。

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