[ベルリン 15日 ロイター] - ドイツ経済省は15日、第2・四半期の国内総生産(GDP)が第1・四半期以上に縮小するとの見通しを示した。下半期以降の回復状況もさえないものになると警告した。
ドイツは新型コロナウイルス流行に伴い3月にロックダウン(都市封鎖)措置を取った。第1・四半期に経済は2.2%縮小し、第2次世界大戦以降で最悪のリセッション(景気後退)に直面している。
経済省は月報で「疫学に関するリスクが続き、市民や企業がそれらに対応するため、景気の回復フェーズは時間がかかるだろう」と指摘。ただ、底は打ったもようで、ロックダウン措置の段階的な緩和は景気回復が5月から始まった可能性を意味するとの見方を示した。
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