June 19, 2018 / 10:37 AM / 3 months ago

IFO、独経済成長予測を下方修正 「ユーロ危機2.0」を予測

[ベルリン 19日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所は19日、今年と来年のドイツの経済成長率予測を大幅に下方修正した。年初の経済成長が低迷したことや世界経済のリスクの高まりが背景。

 6月19日、ドイツのIFO経済研究所は、今年と来年のドイツの経済成長率予測を大幅に下方修正した。写真はフォルクスワーゲンの自動車工場、ウォルフスブルクで昨年3月撮影(2018年 ロイター/Fabian Bimmer)

今年と来年の予測はともに1.8%。従来予想はそれぞれ2.6%、2.1%だった。

IFOのエコノミスト、ティモ・ボルマーショイザー氏は「今年最初の数カ月の国内経済は予想より大幅に弱かった」と指摘。「世界経済のリスクが大幅に高まった」との見方を示した。

IFOは、ドイツ経済の拡大は続くが、拡大ペースは鈍ると指摘している。

ドイツでは、今年1─4月の鉱工業活動と輸出が低迷したことに加え、米国と欧州連合(EU)の貿易摩擦が経済の不透明要因となっている。

イタリアでポピュリズム(大衆迎合主義)政党による連立政権が発足したことも、ドイツ企業の間で不安視されている。

ボルマーショイザー氏は「ドイツ経済の下振れリスクは大幅に増している」とし「ドイツ経済の利点を大幅に上回る2つのリスクがある。イタリアと貿易戦争を通じたユーロ危機2.0だ」と指摘した。

ドイツ企業の間では、米中の貿易摩擦で、両国への輸出に依存する輸出業者にも悪影響が及ぶのではないかとの懸念も出ている。

ボルマーショイザー氏は「ドイツにも悪影響を及ぼす貿易戦争が起きる可能性は、春時点に比べ高まっている」と述べた。

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