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EU基準ドイツCPI、12月は前年比+5.7% 6カ月ぶり伸び率鈍化

ドイツ連邦統計庁が6日発表した欧州連合(EU)基準(HICP)の消費者物価指数(CPI)速報値は前年同月比5.7%上昇となった。ベルリンで2020年3月撮影(2022年 ロイター/Annegret Hilse)

[ベルリン 6日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が6日発表した欧州連合(EU)基準(HICP)の消費者物価指数(CPI)速報値は前年同月比5.7%上昇となった。ただ、伸び率は6カ月ぶりに鈍化した。11月は6.0%上昇し、HICPの集計が始まった1997年1月以降で最大の上昇率となっていた。

それでも、欧州中央銀行(ECB)が目標とする2%を依然として大きく上回っている。

一方、12月の国内基準CPIは前年同月比5.3%上昇し、上昇率は1992年6月以来の大きさとなった。11月の5.2%上昇から上昇が加速した。

2021年通年のHICP基準CPIは3.2%上昇となり、前年の0.4%から急上昇した。国内基準CPIは3.1%上昇。前年は0.5%だった。

統計局によると、21年7月以降の異例の高インフレをもたらした要因は、20年の物価下落によるベース効果のほか、付加価値税(VAT)の一時的な引き下げや鉱物油製品の価格急落の反動などが挙げられる。さらに、カーボンプライシングの導入や原材料価格の急騰なども影響しているという。

政府関係者や中央銀行の政策担当者は、今後数カ月間でインフレ率は一段と鈍化すると予想している。特に一時的なVAT引き下げなど一過性の影響は1月以降に薄れていくとみている。

コメルツ銀行のアナリスト、Joerg Kraemer氏は「年明け以降にインフレ率が低下することは確実だろう。ただ、独だけでなくユーロ圏全体のインフレリスクは明らかに上向きだ。ECBはそろそろアクセルから足を離す時だ」との見方を示した。

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