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ECBは利上げでインフレ対応を、独バイエルン州財務相が要請

 6月2日、独バイエルン州のフューラッカー財務相は、インフレ率の上昇が貯蓄者の窮状を悪化させているとし、欧州中央銀行(ECB)に利上げで対応するよう要請した。写真はECB。フランクフルトで2018年3月撮影(2021年 ロイター/Ralph Orlowski)

[ベルリン 2日 ロイター] - 独バイエルン州のフューラッカー財務相は、インフレ率の上昇が貯蓄者の窮状を悪化させているとし、欧州中央銀行(ECB)に利上げで対応するよう要請した。2日付の独紙ビルトに掲載される記事で述べた。

ドイツ連邦統計庁が先月31日に発表した5月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比2.4%上昇と伸びが加速し、ECBの物価目標である「2%を下回るがこれに近い水準」を一段と上回った。

バイエルン州の保守政党キリスト教社会同盟(CSU)のメンバーであるフューラッカー氏は「ドイツは貯蓄者の国だ。ECBの長年にわたるゼロ金利政策は、典型的な貯蓄計画にとって有害だ」と述べた。

さらに、インフレ率の上昇もあり、貯蓄者の厳しい状況はますます顕著になっていると指摘。「バイエルン州は何年もの間、ゼロ金利政策を終わらせるべきだと警告してきたが、今こそがその時だ」と述べた。

ドイツのアルトマイヤー経済相は1日、国内の物価上昇の強まりについて「非常に注意深く監視している」とした上で、まだ判断を下すことはできないとした。

ドイツでは9月26日に連邦議会選挙が行われる。これまでのところ、インフレは選挙戦の争点にはなっていないものの、増税などを背景に年内に3%を上回る見通しだ。

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