for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

独6月総合PMIは60.4、サービス部門好調で10年ぶり高水準

[ベルリン 23日 ロイター] - IHSマークイットが発表した6月のドイツ総合購買担当者景気指数 (PMI)速報値は60.4と2011年3月以来の高水準となった。大幅に上昇したサービス部門に押し上げられた。

前月の56.2から上昇し、ロイターがまとめた市場予想の57.5も上回った。

新型コロナウイルスの感染減少とワクチン接種の拡大を受けて制限措置が緩和されたため、サービス部門PMIは5月の52.8から58.1へ急上昇した。

製造業PMIも前月の64.4から64.9へ小幅上昇した。半導体など中間財の供給が滞っているにもかかわらず製造業が好調なことが示された。

力強い生産と供給問題により価格圧力が一段と強まった。投入価格と産出価格がいずれも過去最高水準となった。

IHSのエコノミスト、フィル・スミス氏は新型コロナ感染抑制措置が7月に一段と緩和されるため、この勢いは第3・四半期も続くとの見方を示した。

「6月は雇用の回復も加速した。景況感が強まり人材確保の動きが幅広く見られ、雇用拡大ペースは過去最高となった」と指摘した。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up