[ベルリン 5日 ロイター] - IHSマークイットが3日発表した6月のドイツのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は57.5と前月の52.8から上昇し2011年3月以来の高水準となった。
ロックダウン(都市封鎖)が解除され、対面サービスを中心に恩恵を受けた。速報値の58.1からは下方改定された。
製造業とサービス業を合わせた総合PMIは60.1と前月の56.2から上昇した。速報値は60.4だった。
IHSマークイットのエコノミスト、フィル・スミス氏は「6月はサービス業の活動が急拡大するとともに製造業も力強く伸びた。経済は第2・四半期に堅調な成長を遂げ、第3・四半期はさらに良好な結果となる可能性がある」との見方を示した。
「しかし需要が力強く回復すると同時にコストも大幅な上昇が続いている。この二つの要因によりサービス価格の上昇は20年以上にわたる調査で前例のない水準になっている」と指摘した。
※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」