[ベルリン 3日 ロイター] - IHSマークイットが3日発表した3月のドイツ製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は58.2で、前月の60.6から低下し、2017年7月以来の低水準となった。速報値は58.4だった。
昨年12月に過去最高の水準を付けて以来、3カ月連続の低下となったものの、景況の拡大・悪化の分かれ目となる50を引き続き大きく上回っている。
購買担当者への調査によると、投入原材料に対する需要増大が鉄鋼といった原材料を含めた投入価格を押し上げており、サプライヤーを圧迫しているという。
IHSマークイットのプリンシパルエコノミスト、フィル・スミス氏は「ドイツ産業界は3年半にわたって上向いている。これがサプライヤーを強く圧迫している」と述べた。