[ベルリン 21日 ロイター] - 独財務省の月報によると、今年1─5月の連邦・地方政府の税収合計は前年同期比15.1%増加した。新型コロナウイルス禍からの強い回復が一因となった。
5月単月では前年比10%増の約550億ユーロ(580億ドル)となった。
ただ財務省は、ウクライナでの戦況などによって年内の動向は非常に不透明になっていると指摘。「現時点で予想における不透明性は極めて高く、この状況は将来の税収動向にも当てはまる。何よりも、ロシアによるウクライナ侵攻の展開次第になる」と分析した。
またコロナ禍も、中国からの供給にどの程度影響するかを中心に引き続き深刻な不透明要素になるとした。
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