February 19, 2019 / 8:17 AM / in 7 months

ドイツの経常黒字、3年連続で世界首位=IFO

[ベルリン 19日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所のデータによると、2018年のドイツの経常黒字は、3年連続で世界最大となった。好調な輸出が背景。メルケル政権の財政政策に対する批判が強まる可能性がある。

国際通貨基金(IMF)や欧州委員会はドイツに対し、内需を喚起して輸入を増やし、世界の経済不均衡の解消に努めるよう求めている。トランプ米大統領もドイツの輸出拡大を批判している。

18年のドイツの経常黒字は2940億ドルで世界1位。2位は日本で1730億ドル、3位はロシアで1160億ドルだった。

ただ、国内総生産(GDP)比でみたドイツの経常黒字は、3年連続で低下。18年がGDP比7.4%、17年が同7.9%だった。

ドイツの経常黒字は2011年以降、欧州委員会が基準とするGDP比6%を上回っている。15年には過去最高の8.9%に達した。

欧州委員会は14年に初めて、ドイツのマクロ経済不均衡を正式に認定。その後、毎年、同じ認定を繰り返している。

欧州委員会はドイツに対し、財政黒字を活用して公的投資を増やし、実質賃金上昇のための環境を整備するよう提言。IMFも同様の提言をしている。

ただ、ドイツ政府は、財政・経済政策は経常収支の操作が主たる目的ではないとの立場を繰り返し主張しており、貿易黒字は市場原理に基づく各国の企業・消費者の需給関係で決まり、ドイツ政府の影響が及ばない原油価格や為替レートなども影響すると指摘している。

ただドイツ政府は、今後3年間で財政黒字のかなりの部分を児童手当て増額や減税などに充てる方針を決めている。

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