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独SPD党首、選挙後の連立の条件提示 賃金・年金など重視
2017年9月11日 / 03:49 / 15日前

独SPD党首、選挙後の連立の条件提示 賃金・年金など重視

 9月10日、ドイツ連邦議会(下院)選挙を24日に控え、ドイツ社会民主党(SPD)のシュルツ党首(写真)は、他党との連立には公正な賃金や教育の無償化、年金の安定、民主的な欧州への支持などが条件になるとの立場を示した。写真はベルリンで5月撮影(2017年 ロイター/Hannibal Hanschke)

[ベルリン 10日 ロイター] - ドイツ連邦議会(下院)選挙を24日に控え、ドイツ社会民主党(SPD)のシュルツ党首は10日、他党との連立には公正な賃金や教育の無償化、年金の安定、民主的な欧州への支持などが条件になるとの立場を示した。

調査会社エムニドが9日に公表した世論調査によると、SPDの支持率は24%で、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)に13%ポイント差をつけられている。

世論調査の結果では、CDU・CSUとSPDによる連立か、CDU・CSUと緑の党および自由民主党(FDP)による連立が濃厚な情勢となっている。

SPDのシュルツ党首は10日、党のウェブサイトに掲載した動画で他党との連立の条件を初めて明らかにした。

「公正な賃金や質の高い教育、年金の安定、平和のための民主的な欧州に関する具体的な政策を約束する」と言明し、「SPDが政権に就けばこうした計画を実行する。これらの計画に交渉余地はなく、私が首相の座を目指すのはこのためだ」と訴えた。

ただ世論調査によると、SPDが政権に就く唯一の道はCDU・CSUとの連立となりそうだ。

シュルツ氏は社会的公正を選挙戦の柱に据えてきたが、支持率は伸び悩んでいる。一方、メルケル首相は失業率低下など経済面での実績を強調している。

シュルツ氏はメディアグループのフンケとのインタビューで、「大連立の継続を望んでいるのではない」と述べ、メルケル氏から首相の座を奪うことを目指していると言明した。

メルケル首相は10日の集会で支持者に対し、世論調査ではリードしているものの、結果が決まっているわけではないと述べ、慎重な姿勢を示した。

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