October 9, 2018 / 9:37 AM / 14 days ago

独輸出、8月は予想外に減少 経済の勢い失速示唆

[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が9日発表した8月の貿易統計は、輸出が季節調整済みで前月比0.1%減少した。ロイター調査の予想は0.3%の増加だった。

輸入は2.7%減少した。予想は0.2%の減少だった。

輸出の予想外の減少は、夏場にかけてドイツの製造業が低速ギアにシフトダウンしたことを示唆する新たな兆候となった。

INGのエコノミスト、カーステン・ブレゼスキ氏は、世界の製造業の活動が総じて停滞したことや内需の一時的な落ち込みが夏季の貿易量減少の原因だと指摘した。

輸出という「伝統的なドイツの成長エンジンは再びがたつき始めた」としながら、「幸いにも、独経済のエンジンの気筒は1本や2本ではなく、少なくとも当面は堅調な内需にまだ頼ることができる」と述べた。

ドイツでは、過去最高水準の雇用や実質賃金の上昇、職の安定度の改善や低借り入れコストの恩恵を消費者が享受し、家計支出が景気拡大の原動力となっている。

8月の貿易収支(季節調整済み)は183億ユーロ(210億2000万ドル)の黒字で、前月の159億ユーロから黒字幅が拡大した。

8月の経常収支(季節調整前)は153億ユーロの黒字。こちらも7月の151億ユーロから黒字幅が拡大した。

ドイツ経済省が8日発表した8月の鉱工業生産指数も予想外に低下し、第3・四半期に独経済が勢いを失ったことを示唆した。[nL4N1WO2CP]

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)のフォルカー・トライアー氏は貿易統計について、弱いデータは今年の輸出伸び率見通し(5%)の引き下げが必要になりそうなことを意味しているとし、「輸出は停滞している。最悪期は恐らくこれからだ。特に、米中の貿易摩擦の影響が今後12カ月間に表れるだろう」と述べた。

「ドイツ企業は世界経済との結びつきが強く、とりわけ米中とは逃れられないほど密接にかかわっている」と指摘した。

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