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ロシア産ガスのドイツ向け供給停止続く、価格高騰

ロシア産天然ガスをポーランド経由で欧州に運ぶパイプライン「ヤマル」のドイツ方向へのガス輸送が、3日時点で停止したままであることが、独運営会社のウェブサイト上のデータで明らかになった。2006年12月、ベラルーシのミンスクで撮影(2021年 ロイター/Vasily Fedosenko)

[3日 ロイター] - ロシア産天然ガスをポーランド経由で欧州に運ぶパイプライン「ヤマル」のドイツ方向へのガス輸送が、3日時点で停止したままであることが、独運営会社のウェブサイト上のデータで明らかになった。

ドイツへの輸送容量の予約が突然取り消されたことを受け、10月30日以来供給が止まっており、代わりにドイツからポーランドへの供給に切り替えられている。この結果、欧州のガス先物価格は週初から18%近く高騰した。

欧州の天然ガス価格が高騰する中での供給停止について、ロシア政府はロシアから直接ドイツに天然ガスを運ぶ「ノルドストリーム2」を承認するようドイツ当局や欧州連合(EU)に圧力を掛けるために、欧州への供給を増やして価格を抑制する対応を見送っていると欧州の一部の政治家は主張してきた。

ロシア政府はこのような見方を否定し、契約上の義務を果たしていると強調。ロイターが取材した欧州の企業も、ロシア側が義務を履行していると確認した。

ヤマルによるポーランド・ドイツ間のガス供給の量と方向はポーランドの運営会社ガスシステムとドイツのガスケードが管理を担っている。

ガスケードのウェブサイト上のデータによると、3日時点でドイツ方向の輸送容量の予約はゼロになっている。

ドイツへの供給が再開される見込みはないとの報道を受け、欧州の天然ガスの指標となるオランダTTF先物 は同日、一時11%超上昇した。

ロシア政府系天然ガス企業ガスプロムはコメントの求めに応じていない。

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