August 24, 2018 / 7:42 AM / 3 months ago

第2四半期独GDP改定値は前期比+0.5%、政府支出や投資けん引

[ベルリン 24日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.5%増加した。速報値と同じだった。

 8月24日、ドイツ連邦統計庁が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.5%増加した。速報値と同じだった。写真は3月撮影(2018年 ロイター/Hannibal Hanschke)

全セクターが成長し、中でも政府支出、投資、民間消費がGDPの伸びをけん引した。建設投資と政府支出の伸びが最も高く、ともに前期比0.6%増だった。

景気が回復する中、失業率が低下基調となり、民間消費は18カ月連続でプラスとなった。

一方、輸出は前期比0.7%増、輸入は同1.7%増となり、貿易は差し引きで成長率を0.4%ポイント押し下げた。

輸出が減速する中で、ドイツ経済が成長のけん引役として国内要因への依存を強めている現状が確認された。INGディバのカールステン・ブルゼスキ氏はGDPについて「極めてバランスのとれた成長」と指摘、輸出に依存し過ぎとの国際的な批判は後退するだろうと述べた。

米国と欧州連合(EU)など他の主要国・地域の貿易摩擦が輸出の寄与度を一段と低下させる可能性はあるが、バイエルン州立銀行のステファン・キパール氏は、まだその兆しはみえないと指摘。「投資が減少しなかったことが確認された。また輸出の弱さも見られていない」との見方を示した。

上半期の公的部門財政収支は、481億ユーロ(550億ドル)の黒字。黒字額は過去最大となった。

これを受け、ドイツ経済研究所(DIW)のマルセル・フラッツシャー所長は、公的部門の財政黒字や税収をインフラ整備や教育、技術革新に振り向ける必要があると指摘した。

今後は、米国と中国の貿易戦争がドイツ経済に悪影響を及ぼす可能性がある。さらに、米国のトルコやロシアに対する制裁、英国の合意なきEU離脱も不透明要因だ。

INGディバのブルゼスキ氏は、GDPはとりあえず素直に好感されているが、この先多くのリスク要因が待ち構えていると指摘した。

*内容を追加して再送します。

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