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独ウニパー、政府に救済申請 ロシア産ガス供給減で経営悪化

 経営難に陥っているドイツのガス・電力大手ウニパーは7月8日、ドイツ政府に救済を要請した。デュッセルドルフで同日撮影(2022年 ロイター/Wolfgang Rattay)

[ベルリン/デュッセルドルフ/ヘルシンキ/フランクフルト 8日 ロイター] - 経営難に陥っているドイツのガス・電力大手ウニパーは8日、ドイツ政府に救済を要請した。

また、ウクライナ戦争を契機とした欧州とロシアの対立を背景にロシアからのガス供給が減少し、調達価格が上昇する中、今年の損失は100億ユーロ(101億5000万ドル)に達する可能性があると警告した。

ドイツ最大のガス輸入業者であるウニパーは、国営のドイツ復興金融公庫(KfW)との信用枠拡大を通じて追加資金を求めていると明らかにした。

同社のクラウスディーター・マウバッハ最高経営責任者(CEO)は、高騰しているガスの卸売価格が小売価格に転嫁されれば、さらに大幅な値上げの波が訪れることを消費者は認識すべきだと発言。ただ、ガス供給は削減しておらず、破綻が差し迫っているわけではないとした。

社会民主党(SPD)のアンドレアス・ボウェンシュルト参議院議員は8日の議会で、ウニパーへの90億ユーロの資金注入の可能性について話を聞いたと述べ、支援額に関するメディアの報道を確認した。

ウニパーによると、大株主であるフィンランドの電力大手フォータムが既にドイツ政府に対し、システム上重要なドイツの事業を政府管理下に置くことを含む提案を行った。

ドイツ議会は7日と8日に、政府によるエネルギー企業救済を可能にする法改正案を採択した。

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