March 4, 2018 / 10:48 PM / 6 months ago

独第2党SPD、党員投票で大連立を承認 メルケル政権4期目へ

[ベルリン 4日 ロイター] - ドイツ第2党社会民主党(SPD)の党員投票の結果が4日判明し、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との大連立合意が賛成多数で承認された。

党員投票では、約3分の2が連立合意に賛成票を投じ、大方の予想以上に反対票との差がついた。

CDUに続き、SPDも連立合意を承認したことを受け、メルケル首相は早ければ今月半ばにも宣誓就任し、4期目の政権を発足させる可能性がある。

2013年から続く大連立政権の継続が決まり、昨年9月の連邦議会選挙以来、5カ月余り続いてきた政治空白がようやく解消された。

ドイツのシュタインマイヤー大統領は「政治空白が終わることはドイツにとって喜ばしい」と述べ、5日に連邦議会に対しメルケル氏を首相候補として推薦すると明らかにした。

メルケル首相は、SPD党員投票の結果を受け、CDUのツイッターで「ドイツのために再びSPDと協力することを楽しみにしている」と表明した。

メルケル氏(63)は2005年の首相就任以来、欧州連合(EU)の金融・債務危機への対応で指導力を発揮してきた。

しかし、2015年にドイツへの難民・移民の受け入れを決めたことが100万人を超える難民・移民の流入につながり、国民は反発。昨年の連邦議会選挙では、CDUが議席を減らす一方、反移民を掲げる極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が躍進し、初めて国政進出を果たした。

大連立政権の誕生により、野党第1党となるAfDはツイッターで、連立参加というSPDの決定はドイツにとって悲劇だとし、政府の政策に強硬に反対する構えを見せた。

SPDの党員投票の結果を発表したショルツ党首代行は、次期政権で財務相に就任するとの報道にはコメントせず、SPDは閣僚人事で男性3人、女性3人を指名すると述べるにとどめた。

一方、マクロン仏大統領はドイツの政治空白解消を「欧州にとって良いニュース」と歓迎した。フランスはドイツと共にEU改革を進めたいとしている。

*内容と写真を追加します。

 3月4日、ドイツ第2党社会民主党(SPD)の党員投票の結果が判明し、メルケル首相(写真)率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との大連立合意が賛成多数で承認された。ベルリンで2月撮影(2018年 ロイター/Hannibal Hanschke)

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