[ベルリン 21日 ロイター] - ドイツ連邦カルテル庁(FCO)は21日、米アップルが市場における独占的な地位を乱用していないか、調査に着手したと発表した。
FCOはこのほど強化された独占禁止法の下で、これまでに米アルファベット傘下のグーグル、米フェイスブック、米アマゾン・ドット・コムについて同様の調査に着手している。
アップルについて、アプリ配信サービス「アップストア」を中心に、同社が複数の市場にわたり独占的な地位を築いていないか調べるとした。
アップルの広報担当者は、アップストアはあらゆる規模のドイツのアプリ開発業者を公平に扱っているとした上で、「FCOのいかなる懸念に対しても明確な対話を行っていきたい」とした。
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