October 15, 2019 / 11:56 PM / a month ago

ドイツ、当面は均衡財政維持 危機時にはあらゆる手段活用=財務相

[ベルリン 15日 ロイター] - ドイツのショルツ財務相は15日、均衡予算の方針を当面維持し、新たな債務を負うことなく支出を促す意向を示した。深刻な経済危機に陥った場合は、あらゆる財政手段を活用するとした。ロイターのインタビューで語った。

主要経済研究所は今月、政府に対し、経済見通しが悪化した場合、新たな債務を負わないという予算方針を変えるよう提言した。

この提言に関してショルツ氏は、貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感、トルコによるシリア北東部への侵攻といった政治リスクによって、ドイツは景気低迷期にあるとした上で、現時点で経済危機はみられていないと指摘。

「われわれには、新たな債務を抱えることなく機能する連邦予算がある。近年の大規模投資や景気刺激的な財政政策は、新たな債務なく機能した。今後も当面そうなる」と語った。

ただ「現時点ではみられていないが、経済危機の際にはあらゆる財政手段が検討される」とし、新たな債務を負わない方針が、決定的ではないことを示唆した。

関係筋が15日、ロイターに明らかにしたところによると、ドイツ政府は17日に公表する最新の経済見通しで、2020年の成長率予想を1.5%から1.0%に引き下げる。2019年の見通しは0.5%に据え置くという。

ドイツ憲法で定められた「債務ブレーキ」と呼ばれる規定では、連邦政府は国内総生産(GDP)比0.35%まで新規借り入れが可能とされている。成長率などの要因を考慮に入れると、来年は約50億ユーロ(55億ドル)となる。

専門家によると、新規借り入れ可能額は21年に84億ユーロ、22年に97億ユーロに増加する。

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