[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツ2位の銀行、コメルツ銀行が27日、ドイツの主要株価指数のDAX指数に復帰した。
コメルツ銀行は、ドイツ政府が部分出資していた2018年に金融会社ワイヤカードと入れ替えでDAX指数から除外された。
コメルツは2年前から大規模な人員削減や支店閉鎖な実施し収益性を向上させた。
マンフレッド・クノッフ最高経営責任者(CEO)は、取引開始を控えたフランクフルト証券取引所で「(指数への)復帰はドイツ銀行市場にとり良いシグナルだ」と述べた。
ワイヤカードは不正が発覚し20年に破綻。その後、指数を算出するドイツ取引所はDAX指数の構成銘柄数を30から40に増やす一方で、採用要件を厳しくした。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」