for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ドイツ、国産電子機器開発へ投資 重要インフラ向け

[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ政府は9日、重要なインフラに使う機器を輸入に頼らない取り組みの一環として電子機器の研究開発に大規模な投資をすると発表した。

米国は安全保障上の観点から中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)製品を排除するよう各国に圧力をかけているが、ドイツはファーウェイを採用する方針を示している。ただこうした議論を背景に、ドイツで不足している技術に対する認識が高まった。

カルリチェク教育研究相は「重要な技術で国際的な競争力と主権を保つことは重要だ」と述べた。ヘルスケアやスマート工場、自動運転車などの分野を例として挙げた。

ドイツの通信事業会社3社は全て既存の通信網にファーウェイ製品を使っている。次世代通信網「5G」に移行する中、海外から調達する機器は検査と認定を厳しくしている。

カルリチェク氏は、さらに次の「6G」への道を探る中、ドイツは通信機器を国内で開発し調達する必要があると指摘。教育研究省の「信頼できる技術」計画の下、2500万ユーロ(2800万ドル)の補助金第1弾は、エッジコンピューティング用のプロセッサー研究開発1件と人工知能(AI)の研究開発2件に提供すると発表した。

カルリチェク氏は2000万ユーロ規模の補助金第2弾の申請を募集。メルケル政権は電子機器の研究開発に総額で4億ユーロを割り当てている。

金額は中国や米国には劣るが、貿易の駆け引きではなく実際的な問題解決を重視しているとみられている。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up