[ベルリン 16日 ロイター] - ドイツ欧州経済センター(ZEW)が発表した2月の景気期待指数は71.2と前月の61.8から上昇し、最も楽観的な市場予想を上回った。今後数カ月で消費が活発になるとの見方が強まった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想の中央値は59.6、最も高い予想は68.0だった。
ZEWのワムバッハ所長は声明で「金融市場の専門家は将来について楽観的だ。独経済が6カ月以内に成長軌道に戻ると確信している」と指摘した。
「特に消費と小売販売は大幅に回復し、インフレ期待も高まる見込み」との見方を示した。
現況指数はマイナス67.2と1月のマイナス66.4から悪化した。市場予想はマイナス67.0だった。
景気期待指数の改善を受けて為替市場でユーロが上昇した。
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