April 8, 2019 / 8:20 AM / 17 days ago

情報BOX:ゴーン被告保釈時の詳細な条件=高野弁護士のブログ

[東京 8日 ロイター] - 会社法違反(特別背任)などで起訴された日産自動車(7201.T)の前会長カルロス・ゴーン被告の保釈時の条件を巡り、弁護団の1人である高野隆弁護士が自身のブログで、詳細な条件の内容を明らかにした。

 4月8日、会社法違反(特別背任)などで起訴された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の保釈時の条件を巡り、弁護団の1人である高野隆弁護士が自身のブログで、詳細な条件の内容を明らかにした。写真はパリで昨年10月撮影(2019年 ロイター/Regis Duvignau)

ゴーン被告は3日に開設したツイッターを通じ、11日に記者会見を開く意向を発信した。しかし、同被告が3月6日に保釈された際、弁護側がインターネットの使用禁止などを保釈条件と説明していたため、詳細な条件への関心が高まっていた。

東京地検特捜部は4日、日産から中東オマーンの販売代理店に支出した資金の一部を不正に流用した疑いがあるとして、会社法違反(特別背任)容疑で保釈中のゴーン被告を再逮捕。東京地裁は5日、東京地検が請求していたゴーン容疑者の勾留を決定し、保釈から約1カ月で同被告は、東京拘置所に移送された。

――保釈条件の詳細は以下の通り。

1)東京都内の指定された場所に居住。住居変更時は書面で裁判所に申し出て許可を受ける。

2)召喚を受けた時は、必ず定められた日時に出頭する。出頭できない正当な理由があれば、事前にその理由を明らかにして届け出る。

3)逃げ隠れしたり、証拠隠滅と思われるような行為は禁止。

4)3日以上の旅行をする時は事前に裁判所に申し出て許可を受ける。

5)海外渡航は禁止。

6)所持するパスポートはすべて、弁護人が管理。

7)被告人は第一審の判決宣告に至るまでの間、在留期間を更新し、または在留資格を取得できるように努め、弁護人を介してその経過・結果を裁判所に報告する。

8)被告人はグレッグ・ケリー氏、西川廣人社長らなど事件関係者や弁護人請求の証人に対し、直接または弁護人を除く他の者を介して面接、通信、電話などによる一切の接触をしてはならない。

9) 制限住居の玄関には監視カメラ(24時間作動)を設置して録画。画像(毎月末までの分)は翌月15日までに裁判所へ提出する。

10) 弁護人から提供される携帯電話のみ使用可。通話履歴を保存する。

11)被告人は弁護人である弘中惇一郎氏の事務所から提供されるパソコンのみを平日午前9時から午後5時までの間、同事務所内のみにて使用可。パソコンでインターネットのログ記録を保存する。

12)被告人は制限住居の内外を問わず、妻、弁護人、弘中弁護士の事務所職員を除く面会した相手の氏名、日時、場所を記録する。

13)被告人は弁護人を介して、10)の通話履歴、11)のインターネットのログ記録、12)面会記録(いずれも毎月末分)を翌月15日までにそれぞれ裁判所に提出する。

14)日産の株主総会、取締役会その他の会合に出席する場合、事前に裁判所の許可が必要。

15)公判期日の召喚状、保釈許可決定謄本等裁判所から郵便で送達された書類については、保釈制限住居で受領する。不在時に配達された場合は、速やかに集配局に出頭する等の方法により、必ず受領する。

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