[パリ 20日 ロイター] - 1966年に死去したスイス出身の彫刻家、アルベルト・ジャコメッティのパリのアトリエが、50年以上を経て生前そのままの様子で再現され、一般に公開される。
パリのモンパルナス地区に6月26日にオープンするこの「ジャコメッティ・インスティチュート」では、完璧に再現されたジャコメッティのアトリエを見ることができる。
また、ジャコメッティの死後、夫人によって大切に保管されていた多くの絵画や彫刻が展示され、これまで一般に公開されたことのない作品も含まれる。
ジャコメッティの作品のほとんどを所有するジャコメッティ基金が博物館ではなく、アトリエ再建を決めたのは、ジャコメッティが作品と製作された環境には強い関連があると常に述べていたためという。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」