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米FB、画像共有サイト「ジフィー」売却の必要も 英当局が懸念

 8月12日、英国の競争・市場庁(CMA)は、米フェイスブック(FB)によるGIF画像サイト大手、ジフィーの買収を巡り、ディスプレー広告市場の競争を損なうとの暫定調査結果を公表した。写真はFBのロゴ。ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで昨年3月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[12日 ロイター] - 英国の競争・市場庁(CMA)は12日、米フェイスブック(FB)によるGIF画像サイト大手、ジフィーの買収を巡り、ディスプレー広告市場の競争を損なうとの暫定調査結果を公表した。フェイスブックはジフィーの売却を求められる可能性がある。

ジフィーはGIF画像の制作・共有サイトを手掛ける。フェイスブックは昨年5月、傘下の写真共有アプリ「インスタグラム」に組み込む狙いでジフィーを買収した。アクシオスによると、買収額は4億ドルだったとされる。

CMAはこの買収について今年1月に調査を開始。4月には詳細な調査実施を発表していた。

独立調査の責任者、スチュアート・マッキントッシュ氏は「ジフィー買収により、フェイスブックは競合するプラットフォームからGIFを取り下げたり、アクセスのためにより多くのユーザーデータを要求したりする可能性がある。フェイスブックの潜在的な競争相手の排除にもなる」と指摘した。

ジフィー以外のGIF画像サービス大手としてはグーグル傘下のテナーがある。

CMAの調査によると、ジフィーはフェイスブックによる買収前に米国での有料広告サービスを英国など他国にも拡大する案を検討していた。しかし、買収後にフェイスブックがジフィーの広告パートナーシップを打ち切ったという。

フェイスブックの広報担当者は「CMAの暫定調査結果は証拠による裏付けがなく、われわれは賛同しない。これまでに示してきた通り、この合併は英国、そして世界の人々や企業に最善の利益をもたらす」と主張した。その上で、CMAと引き続き協力する考えを示した。

ジフィーはコメントを控えた。

CMAは暫定調査結果について9月2日まで意見を募集する。

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