September 30, 2019 / 1:19 AM / in 18 days

バイデン氏調査促すため海外出張、費用は自前=ジュリアーニ弁護士

[ニューヨーク 29日 ロイター] - トランプ米大統領の顧問弁護士、ジュリアーニ元ニューヨーク市長は27日、ロイターの取材に応じ、バイデン前副大統領に関する調査を働き掛けるため、今年に入ってマドリード、パリ、ワルシャワでウクライナの高官らと面会したと明らかにした。

 トランプ米大統領の顧問弁護士、ジュリアーニ元ニューヨーク市長は27日、ロイターの取材に応じ、バイデン前副大統領に関する調査を働き掛けるため、今年に入ってマドリード、パリ、ワルシャワでウクライナの高官らと面会したと明らかにした。写真は国連本部の外で演説するジュニアーニ氏。9月24日撮影(2019年 ロイター/Shannon Stapleton)

これについて、ジュリアーニ氏の出張費をトランプ氏が支払ったかどうかに関心が集まっている。同氏は「経費は誰にも支払わせていない」と言明。「誰かが支払ったからといって、何の影響があるだろうか。問題は(バイデン氏)が米副大統領の職責に背いたかどうかで、私が経費の支払いを受けたかどうかではない」と強調した。

ロイターはジュリアーニ氏が出張費をどのように支払ったか確認できなかった。

<出張費の一部はクライアントが支払い>

トランプ氏は来年の大統領選で野党・民主党の有力候補と目されるバイデン氏に打撃を与えることを狙って、同氏を調査するようウクライナ政府に圧力をかけたとの疑惑が取りざたされている。民主党が多数派を占める下院は大統領弾劾に向けた調査を開始。ジュリアーニ氏は同疑惑の中心人物とされている。[nL3N26F4I8]

バイデン氏については、息子のハンター氏が取締役を務めていたウクライナの天然ガス会社を捜査していたビクトール・ショーキン検事総長の解任に動いたとの指摘があり、ジュリアーニ氏が海外でウクライナの高官と面会したのは同国政府に調査を要請するため。これに対し、バイデン氏はジュリアーニ氏が「虚偽の陰謀説」を唱えていると主張している。

トランプ氏は7月25日にウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談でバイデン氏を調査するよう促した。その数日後に、ジュリアーニ氏がゼレンスキー氏の最高顧問、アンドレイ・イェルマク氏とマドリードで面会。面会はイェルマク氏が求めたという。[nL3N26G3R7]

ジュリアーニ氏は、マドリードにはクライアント2人のためにそもそも行く予定があったため、イェルマク氏との面会場所に指定したと説明。出張費の一部はクライアントの1人が支払い、旅行を延長した分は自分が支払ったと述べた。

<「政治的行為」ではない>

前週公表された米当局者による内部告発書によると、当局者らはこの面会は首脳が電話で協議した件のフォローアップだったとしている。ただ、ジュリアーニ氏は面会での会話内容を明らかにしなかった。[nL3N26H437]

同氏は大統領選のトランプ陣営や共和党全国委員会から金銭は全く受け取っていないと語った。また、自身の行いが「政治的行為」だとは考えていないとした。

「これは約1年前に始まったことで、選挙の2年前だ。バイデン氏に関する疑惑を聞いたときは2020年の選挙に関係ある話だと私は考えなかった。バイデン氏はその時に候補でさえもなかった」と強調した。

ジュリアーニ氏によると、パリでは4月か5月にウクライナの検事と面会し、ショーキン検事総長の解任について話し合った。その際もパリには「他の訪問目的があった」とした。

ワルシャワでは2月にショーキン氏の後任と面会。単に交流する目的で、実のある議論を行うための会合ではなかったとした。

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