[東京 11日 ロイター] - 議決権行使助言会社の米グラスルイスは11日、東芝が25日に開催する定時株主総会について、会社側提案の取締役候補者13人のうち、5人の社外取締役に反対を推奨した。
グラスルイスによると、取締役会議長の永山治氏、監査委員長の太田順司氏、監査委員会委員の小林伸行氏、監査委員会委員・指名委員会委員の山内卓氏、指名委員会委員のワイズマン広田綾子氏の再任に反対を推奨している。
綱川智社長兼最高経営責任者(CEO)ら8人には賛成を推奨した。
グラスルイスは、昨年7月の株主総会の運営について調査した弁護士らの報告書の対象期間に、監査委員会、指名委員会のメンバーであった候補の再任には反対する十分な理由があるとしている。
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