[16日 ロイター] - スイス資源大手グレンコアは、2024年に期限を迎えるロシア・アルミ最大手UCルサール・インターナショナルとのアルミ供給契約(160億ドル規模)を更新しない方針だ。ブルームバーグが16日、ゲイリー・ネーグル最高経営責任者(CEO)の発言として報じた。
グレンコアは、既存契約については履行するが、ウクライナ侵攻を続けるロシアとの新規事業は一切行わないと明言している。
グレンコアの広報担当は報道内容を確認した。
ブルームバーグは2月、関係筋の話として、グレンコアと競合するトラフィグラが、ルサールからのアルミ供給について協議していると報じていた。
トラフィグラは報道およびルサールとの交渉についてコメントを控え、ロイターのコメント要請にも応じていない。
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