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銀行公的救済、米国民の支持半数にとどまる=ロイター/イプソス

 3月15日、ロイター/イプソスが公表した世論調査によると、超党派の米国民の84%は、ずさんな経営で銀行が破綻した際に納税者がその費用を負担することに反対している。写真は米連邦議会議事堂。ワシントンで昨年12月撮影(2023年 ロイター/Sarah Silbiger)

[ワシントン 15日 ロイター] - ロイター/イプソスが15日公表した世論調査によると、超党派の米国民の84%は、ずさんな経営で銀行が破綻した際に納税者がその費用を負担することに反対している。

調査は全国の1004人を対象に2日間にわたってオンラインで行われた。

政府による金融機関救済に対する国民の支持率は49%(共和党支持者40%、民主党支持者55%)にとどまった。ただ、共和党員の反対姿勢がこの10年間で軟化したことも分かった。

2012年の調査では、共和党支持者の銀行救済への支持率は20%に過ぎなかった。民主党支持者は53%が賛成していた。

今回の調査では、回答者の約半数がシリコンバレー銀行の破綻について、少なくともそれなりに聞いたことがあると答えている。

また、68%が自らの銀行の安定性に少なくとも一定の信頼を置いていると回答しており、同じ割合の回答者が銀行全般に対しても少なくともある程度信頼していることが分かった。

さらに、回答者の約77%は、銀行が破綻する数日前に利益を得た株主や経営陣はそれを預金者に返還しなければならないと答えた。

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