[ワシントン 16日 ロイター] - イエレン米財務長官と米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が、中堅銀行ファースト・リパブリック・バンクに対する大手銀行の預金を通じた支援について14日に最初の協議を持ったことが、事情に詳しい関係筋の話で16日に明らかになった。
両氏は2日間で他の大手行の協力を取り付けたという。シティグループのジェーン・フレーザーCEOも他行への協力要請で重要な役割を話した。
シティグループとJPモルガンを含む11行は16日、ファースト・リパブリックに合計300億ドルの預金を預け入れた。税金での救済や増資を伴わずに同行は資金繰りを保つ命綱を得た。
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