December 26, 2019 / 6:17 AM / 7 months ago

カメラが捉えた10年(上):華やかなウエディング、世界が祝福

[ロンドン 3日 ロイター] - ハイチに壊滅的な被害をもたらした大地震からシリアの内戦に至るまで、ロイターの写真記者は過去10年間のトップニュースをカバーしてきた。武力衝突や自然災害、移民・難民が直面する厳しい境遇、スポーツが生み出すドラマを写真に収めてきた。

英国のウィリアム王子と妻のキャサリン妃。挙式後、花嫁に付き添うブライズメードと聖書を持つページボーイに見守られ、バッキンガム宮殿のバルコニーでキスをした。2011年4月29日、ロンドンで撮影(2019年 ロイター/Dylan Martinez)

以下では2010年から2019年の間に、彼らがとらえた最高の瞬間の一部を、撮影当時のエピソードとともに紹介する。

(3回シリーズの1)

ロイヤル・ウエディングを祝う人たちに囲まれながら、ディラン・マルティネス記者は、バッキンガム宮殿正面にあるビクトリア女王記念碑からこの写真を撮影した。

ウィリアム王子とキャサリン妃がキスをし、群衆から大きな歓声が上がると、ブライズメードの1人は耳を覆ってしかめっ面に。おかげで写真はさらに記憶に残るものとなった。

「この写真を撮った時、少女が耳をふさいでいるのは分からなかった。背景が美しい黒色であることには気づいていた」「2人は再びキスをしたけれど、その時に撮った写真にはその少女は入らなかった」とマルティネス記者は語った。

大きな地震に襲われたハイチで、けがの手当てを受ける小さな子ども。2010年1月13日、ポルトープランスで撮影(2019年 ロイター/Eduardo Munoz)

2010年1月12日、カリブ海に浮かぶハイチを襲ったマグニチュード7.0の大地震は、貧困にあえぐ島に壊滅的な被害をもたらし、20万人以上が死亡した。

救援隊が応急処置に駆け回る中、エドゥアルド・ムニョス記者は頭にけがを負った小さな女の子を見つけた。

「女の子がまだとても小さかっただけに、辛い光景だった。でも、けがの具合はそれほどひどくはなかった。明らかにおびえていた」とムニョス記者。「その後も彼女を探そうとしたけれど、見つけることはできなかった」

身を潜めていた壁が崩れ、がれきをよけようとするシリア反政府勢力のメンバー。政府管理下の検問所から砲弾が飛んできた。2013年1月30日、首都ダマスカス近郊のアイン・タルマで撮影(2019年 ロイター/Goran Tomasevic)

ゴラン・トマシェビッチ記者は、シリアの反政府勢力が軍の検問所への攻撃を準備する様子を写した写真で、2014年世界報道写真コンテストのスポットニュース部門でトップ賞を獲得した。

反政府勢力の指揮官がスナイパーに撃たれ、運ばれていった。メンバーが検問所に戻った途端、銃火を浴びた。

トマシェビッチ記者は「ずっとこの戦いを追っていた」と語った。「壁が爆発し、がれきがそこら中に飛び散った」

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