December 26, 2019 / 6:22 AM / 8 months ago

カメラが捉えた10年(中):世界を揺るがせた欧州難民危機

雨が強く降りしきる中、マケドニアとの国境に向けて歩くシリア難民の男性は、娘にキスをした。2015年9月10日、ギリシャのイドメニ村近くで撮影(2019年 ロイター/Yannis Behrakis)

[ロンドン 3日 ロイター] - ハイチに壊滅的な被害をもたらした大地震からシリアの内戦に至るまで、ロイターの写真記者は過去10年間のトップニュースをカバーしてきた。武力衝突や自然災害、移民・難民が直面する厳しい境遇、スポーツが生み出すドラマを写真に収めてきた。

以下では2010年から2019年の間に、彼らがとらえた最高の瞬間の一部を、撮影当時のエピソードとともに紹介する。

(3回シリーズの2)

ヤニス・ベラキス記者の撮影チームは2015年、中東から欧州に向かう難民の姿を記録した。家族が小さな船に乗り、初めて外国の地を踏む様子を捉えた。一連の写真でロイターは2016年、米紙ニューヨークタイムズとともにニュース速報写真部門でピュリツァー賞を受賞した。

「何が起きているのかを世界に伝えた。そして世界は関心を持った。人を思いやる気持ちがまだ生きていることを証明した」。そう語ったベラキスは、今年3月に亡くなった。「こうした不幸な目にあった人たちの声を届けることができた」

陸上の100メートル男子準決勝。疾走するジャマイカのウサイン・ボルト選手は横を向き、カナダのアンドレ・ドグラス選手に目をやった。2016年8月14日、ブラジルのリオデジャネイロ五輪で撮影(2019年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

「カメラマンにとっても準決勝はウォーミングアップだ」と、カイ・プファッフェンバッハ記者。この写真は2017年、世界報道写真財団のスポーツ単写真部門で3位を受賞した。

「心に余裕があったので、ブレを入れてみようと思った…ボルト選手が走っているのが見えて…彼が横を向いた瞬間、ちょっとブレが大きくなりすぎて失敗したと思った。でも、撮れていた。一夜にして『あの』写真になった」

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