[8日 ロイター] - 米大手銀行ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)は8日付けの顧客向けノートで、2023年の世界経済成長率が1.7%と今年の2.4%予想から鈍化するとの見通しを示した。
米経済は23年半ばから「緩やかな」リセッション(景気後退)に入り、23年の成長率は年率0.2%になると想定。22年予想の2%を大幅に下回るという。
米国の総合インフレ率は23年に前年比3.8%と足元の7.7%から鈍化するとした。
23年のユーロ圏の経済成長率はマイナス0.7%、中国の経済成長率は4.9%と見込んだ。
米連邦準備理事会(FRB)のフェデラル・ファンド(FF)金利は23年3月までに5.00─5.25%でピークを付けると予想した。
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