[ロンドン 13日 ロイター] - ゴールドマン・サックスが12日遅くに顧客に送付したメモで、ヘッジファンドが先週、9週連続で金融関連株と銀行株を売り、ロングポジションを解消しただけでなく、ショートポジションに転換していたことが分かった。
メモによると、ヘッジファンド向けサービスを提供するゴールドマンのプライム・ブローカレッジ部門において世界的に差し引きで最も売られたセクターが金融で、強気ポジションと弱気ポジションの比率が約8年ぶりの低水準に落ち込んだという。
また、多くの投機家が銀行株から完全に撤退し、米銀に対するエクスポージャーは差し引きで2021年9月以来の低水準にあるとした。
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