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世界的な低金利環境続く、各国中銀の舵取り困難に=米連銀総裁
2017年2月21日 / 20:21 / 10ヶ月前

世界的な低金利環境続く、各国中銀の舵取り困難に=米連銀総裁

[サンフランシスコ 21日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は21日、世界的な金融危機以来続いている世界的な低金利環境は今後も継続し、これにより各国中銀は経済を健全に保つために難しい舵取りを迫られることになるとの見方を示した。

サンフランシスコ地区連銀が公表したエコノミック・レターで、同総裁は「金利が下限をそれほど大きく上回る水準にない場合、各国中銀はマイナスの衝撃に対応して自国経済を安定化させるために大きな課題に直面する」と指摘。「さらに、金利が根強く非常な低水準にとどまる環境下では、金融安定に対するリスクはこれまでよりも高まる可能性がある」と述べた。

2007─09年の金融危機以降、FRBがフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を引き上げたのは2回にとどまり、他の主要中銀もゼロ金利政策、もしくはマイナス金利政策を採用している。

ウィリアムズ総裁は、高齢化社会の進展などの構造的な要因により経済成長はより鈍化した軌道にあるため、先進国で景気が回復しつつあるものの、金利は金融危機前の水準よりも低い水準でピークを迎えるとの見方を示した。

そのうえで、低金利環境にあることで中銀は金融緩和に向け、債券買い入れなど約10年前は革新的と見なされた手段への依存を高めざるを得なくなると指摘。「中銀がマクロ経済上の目標達成するにあたり、ゼロ金利、もしくはマイナス金利政策のほか、フォワードガイダンス、バランスシート政策など、一時は『非標準的』な政策と呼ばれた一連の政策が、今後は標準となっていく可能性がある」と述べた。

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