[ミラノ 20日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビスコ・イタリア中銀総裁は20日、ユーロ圏の銀行には流動性や資本の問題はないと述べた。
ビスコ総裁はミラノで開催されたイベントで、ユーロ圏の金融システムに直接的なエクスポージャーはないものの、波及の脅威には直面しているとし、当局には流動性問題に対処するためのあらゆる手段があると述べた。
イタリアの財政情勢については、政府は予算の制約を決して見失ってはならないとの考えを示した。
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