November 18, 2019 / 4:20 PM / 22 days ago

金融機関、株式の投資判断引き上げ 新興国株など選好

[シンガポール/ロンドン 18日 ロイター] - 主要な銀行やファンドマネージャーが世界の株式の投資判断を引き上げている。米中貿易摩擦が和らぐ兆しがある中で、新興国株が特に選好されている。

JPモルガン・アセット・マネジメントは、米中通商協議打開への期待や米景気後退リスクの低下、比較的明るい企業利益見通しを理由に世界の株式の投資判断を引き上げた。複合金融商品ストラテジストのパトリック・ショウィッツ氏は投資家向けの電子メールで、投資判断の引き上げが資産配分にどのように影響するかや株式指数の目標水準は明らかにしなかった。米大型株に加え、新興国株が最も選好されていると付け加えた。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントは新興国株に関するアンダーウェートのポジションを解消すると述べた。株式全体の投資判断はニュートラルに引き上げると言う。最高投資責任者のマーク・エーフル氏は「米中が合意に至る可能性が高まった兆しがある。金融政策やファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)も株価を支える内容となってきた」と述べる。「株価が上がり、下振れリスクは残っているものの、さらに値上がりする可能性も高まった」と付け加えた。

モルガン・スタンレーも、米国以外の世界経済の見通しが改善したことを理由に新興国株の投資判断をアンダーウエートからイコールウエートに引き上げた。韓国株はオーバーウエートに引き上げた。

発展途上国や日本など、企業利益が伸びる道筋がより明確に見える市場については、最も見込みがあるとの見方を示した。欧州などは、政治的リスクの低下に伴い投資判断を変える可能性があると述べた。「これらの要因は米国には適用しない。米国は、利益がピークを迎えたことやバリュエーションが比較的高い点、特有の政治リスクが市場心理に与える影響などを踏まえるとアンダーウエートを維持する」と指摘した。

18日は株価が世界的に値上がりした。中国人民銀行(中央銀行)が7日物リバースレポの金利を2015年以降初めて引き下げたことから、追加の景気対策が実施されるとの期待が高まった。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below